| 「日経マスターズ」(株)日経BP |
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2005年6月1日 |
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書道上達図る 独自の方法開発
筆の運び方をきちんと習得するためにはどうしたらいいのか───。
30年以上にわたって研究した末に、独自の習字方法を生み出したのが岩本博幸さん。昨年、父親の代から続く東京・港区の印章・印刷業を弟に譲り、現役を引退したのを機に、その方法を本とDVDにまとめた。
岩本さんが編み出した方法とは、1.5センチ幅に細長く切った画用紙を筆の代わりに使うというもの。
「筆ではなく、刷毛で文字を練習したほうが運筆の原理が身に付くことが
わかったのです。ただ刷毛は高価なので、代わりになるものがないかと探した結果、たどりついたのが画用紙の”刷毛”(はけ)でした」
この刷毛(はけ)を使った初心者向けの書道教室を4年ほど前から開いているが、これまで挫折した人はいないという。
「自分は字が下手だと決めつけてしまっている人が多いですが、字はその人の個性です。どんな言葉でも、自分の字で伝えるだけで温かみが出ます。そのためにもこの方法で基本を学んで欲しい」 |